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美容液のクチコミ・レビューをまとめました

【1】美容液の役割とは?

昔は化粧水、乳液、クリームといったアイテムが「フェイスケア」、すなわち「基礎化粧品」の基本ラインでした。
そこに各社そろって、たとえば美白、高い潤い、肌のコート、ピーリング、ツヤ、なめらかさ、やわらかさ、栄養分といった特定の印象部分にターゲットを絞り、さらに高い効果で様々な機能を付加する製品を「美容液」という名前で発売してきました。
もともとは優れた機能面を、「濃縮した液体でお肌にプラス」するため、化粧水直後に使用する製品として1970年代半ばから、国内外メーカーがリリースしてきたものです。

顔全体に使用するものから、部分づかいするもの、パックのようにぬりつけて使用するもの等があります。

現在ではスキンケアをはじめメイクを終えた肌の上からも使えるといった、いろいろな効果や機能を付加するものが販売されています。美容液と一言で言っても、役割も使用するタイミングもさまざま。
たとえば・・・

・化粧水などを浸透させ効果を最大限に引き出すための「導入美容液」
・リフティングや美白やシミ対策、しわ対策などの特定の機能だけを高めていろいろなタイミングでつけることのできる一般の「機能系美容液」
・メイクアップの上からでも潤いや輝き、肌のハリなどを支える「美容液」
・肌につけるだけでなく手持ちの製品に加えるだけでどんな洗顔料や化粧水などでも上質な潤いや美白ラインに変えてしまう「美容液」
・洗顔後の化粧水から美容液クリームなど全アイテムの機能をたった1製品だけでカバーする「オールマイティー美容液」
・肌につけるだけでなく、髪や爪、ボディにつけるまでを含めて1本ですべてがカバーできるタイプの「オールマイティー美容液」
などなど、このほかにも多数の製品があります。

スキンケア製品の内、クレンジング、洗顔料、化粧水や乳液、クリームといった既存の製品の枠組みに入らないもので、ふき取りや塗布で使用されるものの多くが、この「美容液」という製品分類に属していることになります。定義されている範囲が非常に広くなっています。

濃縮液体タイプのエッセンス型と呼ばれる美容液では、植物などの原料からの抽出成分に、水、グリセリン、糖類、ビタミンや、肌なじみを良くするためのコラーゲンやペプチドに類するものなどを追加したものが多くみられます。とくに液体などのタイプに制限がないため、水のような液体から、ゲルタイプ、硬めのゼリータイプ、乳液、クリーム、オイル、また空気にふれたり体温によって美容液の形状そのものが大きく変化する製品なども有ります。目に見えるタイプのゼラチン系カプセルやナノカプセルなどが入っており、肌に伸ばすことで美容成分がはじける製品などもあり、より効果的な印象があるとして人気の物も多くあります。

美容液の中には、空気にふれたり光にあたったり、また温度変化によって変質しやすい製品なども数多くあります。大きなボトルタイプの製品であっても、要冷蔵のものなどもあり、一度口をあけてからの管理方法などをよく製品の取扱説明書で確認することが大切です。
より変質しやすいものなどについては、製品そのものが1回使い切りタイプのボトルやチューブといった形状になっているケースもあります。とくにデリケートな顔につけるため、製品の品質には敏感でありたいといった方々には人気があります。

便利な使用法としては、アレルギーやニオイなどの関係で、特定の配合成分の使用を医師から止められている方などが、指導の下で普段使いで問題なく使えるスキンケアラインの製品を購入し、そこに「化粧品に追加できる美容液」を混合するといった使い方などもあり、これまで優れた効果のスキンケア化粧品を利用することができなかった方々にも評判となっています。

このように幅広い使い方、使い道と形状に分かれる美容液。
その「使用方法」と「より効果的な使い方」、「選び方」などを順に見ていきましょう。

【2】美容液をつけるタイミングと効果的なつけかた

このようにさまざまの種類のある美容液。
大きく分けると
1:【補助系美容液】この美容液の次以降に使用するアイテムの効果を高めるためのもの
2:【スペシャルケア系美容液】この美容液の成分そのものを肌にとどけることで効果を期待するもの
3:【スポットケア系美容液】気になった箇所に、基礎化粧品の合間に、あるいはメイクの上から使用するもの
に分かれます。
一般的に「美容液」というときに多くの人が指し示しているのは2の「スペシャルケア系美容液」であるケースが圧倒的です。

1:【補助系美容液】

製品にもよりますが、化粧水の前に、化粧水成分から乳液とスペシャルケア系の美容液の前に使用するものがこちらの製品です。
一般的には「導入系美容液」などと呼ばれており、各社の販売がこの十数年内に集中していることから、おおむね新技術を利用したものとなっています。

化粧水にもさっぱりとしてその後の製品の成分を肌にとどまらせたり浸透しやすくさせるものなどがあります。ただ、疲れた肌や脂性肌、またキメが激しく崩れた肌に液体をのせても、はじかれてしまって染み込むことが難しいケースなどがあります。
こんなときに、化粧水よりも肌表面にとどまりやすいゲルやゼリー、ナノ技術をつかった肌からの分泌物に非常に近い組成のアイテムをさきに肌に与えることで、肌のきめを整えてふっくらとさせるだけでなく、化粧水をとどめやすくするものがこちらにあたります。
製品の形状は、さらさらの水のような液体からとろみのある液体、またゲルやゼリー、見た目が一件エマルジョンやクリーム状のものなどがあります。肌に広げる際の手の動きや体温などで、水や化粧水よりも肌に浸透しとどまりやすい形状に変化するものも多く、ご自分の肌タイプや悩みタイプにあわせた製品から選ぶのが良いでしょう。

・使い方
つけ方としては、朝晩2回のケアの時に、丁寧に洗顔を行ったら、速やかに清潔なタオルで水をふき取ります。その直後、しっとりしている間にこの補助系美容液をつけ、全体のお肌にいきわたるのをすこし時間を置きながら確認、あるいは手で数分かけて細部までよくなじませるのが一般的です。

・注意点
幅広い他社製品との連携が可能とされている製品から、同じラインのスキンケアアイテムでのみ使用を推奨されている製品などまでがあり、注意が必要です。
病院などから皮膚につけるための投薬を受けている場合、こうした製品を併用できるのか、またどういった順番や製品なら併用が可能かといった制約がある場合もあります。かかりつけのお医者さんに確認しましょう。

2:【スペシャルケア系美容液】

補助系美容液や化粧水などでよく整えた後のお肌は、化粧品売り場の拡大カメラなどで見たことがある方も多いように、キメがしっかりとととのって、美しいたくさんの規則正しい配置の皮膚表面で構成されています。
この状態が、化粧品を肌にいきわたらせるのにもっとも効率的で最適なコンディション。
このときに全顔もしくはポイントに使うアイテムが、一般的にいう「美容液」です。各社ともこのきめのそろった状態にあわせた、分子の大きさや液体のphなどを十分配慮した製品を設計、製造しています。

機能としては、美白や保湿、保湿効果の改善による皮膚全体が上向いた印象、肌表面にしわのない印象、配合成分の効果で光を散乱させてより明るい見た目に整えてくれるもの、化粧崩れを防ぐために油分や水分を吸着して崩れにくい面を形成するものなど、製品のめざすところによって様々のものが存在します。
エステ用のパルスなどを与える器具で使うものなども、多くはこちらにあたります。(中には器具の滑りを良くするといった単独のアイテムもあります)

良くあるのがその同じブランドと製品ラインの化粧水や乳液、クリームといったアイテムの、もっとも貴重な配合成分を濃縮した液体。
生薬やハーブなどとしても知られるものを時間をかけて抽出したものや、希少なエッセンシャルオイルなどから構成されている物、ビタミンや皮膚と近い組成のなどが多く見られます。また100%が高機能オイルといった油分を多く含む製品なども見られます。
配合成分も、とある植物の単体から抽出精製されたものや、多数のエキスを混合したもの。またビタミンやその他の成分の混合タイプから、単独の1成分タイプまで様々の製品があり、100%使用といっても濃度も製品により大きく異なります。

こうした成分では、単独で効果を発揮しやすいものから、なにかと混合されているあるいは何かの化合物であることで、肌にすぐれた効果が確認できるものまでさまざま。また肌になじみやすい濃度の範囲が限られているものもあります。そのため、100%だから、高濃度だから確実とは言い切れないことにも注意が必要です。
いずれも高濃度配合製品であることが多く、少ない量でコストはお高め。製品により、賢く効果をみきわめて選ぶことがお財布だけでなく、美容効果の面でも大切なポイントです。

・使い方
補助系美容液もしくは化粧水でよく整えられた肌に、クリームやファンデーションをつける前に塗布します。
製品によって異なりますが、まだ前段階アイテムの化粧水などで肌表面が濡れている間につけるもの、あるいは前段階の化粧水などが良くなじんで乾いたころにつけるものが一般的です。
清潔な手でなじませるものから、専用の道具、パフやコットンなどで叩き込むものなどまで広く存在します。
顔全体につけるもの、ポイントだけにつけるものなどがあります。

なかなか肌になじみにくいものも多く、こうしたものはゆっくりと体温を手で与えながらの「ハンドプレス」の方法を使うと、しっかりと肌にとどまってくれるケースもあります。
また丁寧な重ね着けにより、さらに優れた効果が期待できるといった製品もあります。

・注意
目や口といった粘膜の周りには使えないものなどもあり、説明書などをよく確認することが大切要です。


3:【スポットケア系美容液】

2のスペシャルケア系美容液の中にもスポットケアをうたっている製品は数多くありますが、スキンケアのどの段階でも使用できる、あるいはメイクアップを完了した上からもつけられるといった使用方法のアイテムが、狭義の「スポットケア系美容液」です。

液体、ゲル、硬めのゼリー、クリーム、乳液やエマルジョンのほか、2015年では固形タイプの美容液なども存在し、メイクなどの上から使用できるタイプも数多くあります。
また天然の果実や植物抽出オイルで、髪や顔、ボディなどに幅広く使えるアイテムなどは、このスポットケア系として、メイクの上からでも使用可能なものが多く存在しています。

潤いや明るい印象を与える効果、化粧崩れを防ぐために皮脂や水分を吸着して崩れにくい面を形成しながら潤いを与えるもの、ファンデーションの崩れてきた面にツヤや光を与えながら気になる皮脂をコントロールするものなどが多く販売されています。

・使い方
乾燥やしわ、見た目などが気になった場所、気になった時に使用します。製品によって異なりますが基礎化粧品の合間に、あるいはメイクの上から直接塗りこむことができます。
手でつけるものから、吹き付けや塗った後にパフやコットンなどで叩き込むもの等も存在します。
一日の間に幾度も重ねて使うことができるものが多く便利です。

・注意
その製品によっては、メイクアップの上からは使用できないものなどがあり、注意が必要です。
重ねづけの回数に制限のあるアイテムがあり、一定以上使用したいときには、一旦メイクごとオフしてレタッチが必要なことも。この点に、注意が必要です。

【3】美容液の選び方

ご覧いただいた通り、美容液といっても様々。

とくに国内外のオートクチュール系ブランドのコスメティックラインや、大手化粧品メーカーの最高級品ラインなどを中心に、「その企業のアイコンでもある植物」や「医薬美容理論」「起業や開発の源流となった物質や研究」「創業や製品開発のきっかけとなった地域固有の原料」などを製品のキーに据えた、超高級アイテムなどが多く見られます。

例えば、酒造りの麹からの抽出物をアイテムにより様々の形で配合したもの、会社のアイコンである薔薇や椿、架空の花などを思わせる植物などのなかでもとくに地球上でもっとも高級で希少とされる生産地の原材料を豊富に含んだ高濃度抽出エッセンス、地域に伝わる野の花や漢方の原料でもある国産素材を豊富につかったエッセンスからなるもの等様々。

化粧品材料はご存じのとおり、生物濃縮がとても進んだ形状となります。そのため原料の生育環境、生産している環境が与える影響はとても大きなものがあります。
また、製造工程、工場などでの加工の過程で、生成による不純物の除去、分子の大きさの整形や、その地域の客層の肌に合ったphや形状、成分の調整などを、より細かく加工で与えている製品も数多くあります。
ひと口に美容液と言っても、数百円から数万円とほんの数十mlながらかなり高額なアイテムもあります。
たとえば業務用のエッセンシャルオイルやエッセンスで100mlで数万円といったアイテムをぜいたくに配合した同じ100mlの製品がほぼ変わらないお値段といった、コストパフォーマンス上ではとてもお得なものなども高額商品には存在しています。
高額なアイテムにはその分、原材料から各社独自の加工と配合の優れた技術が詰まっているため、お値段だけ、原材料だけではその効果ははかり知れないものです。


では、美容液の中で、どういった成分がどういった印象を期待して配合されているのかを見ていきましょう。

【美容液の配合成分】
現在は含まれている成分も、各メーカーサイトで「成分全表示」として公開されていることも多い美容液。

ただ広告などだけで選ぶことも多いのですが、各製品ラインの中ではあまりお安くはないアイテム、そしてとある成分が欲しいために複数の美容液を使うことで、重複する成分を無駄にしてしまうといったこともあるため、しっかりとしらべて賢く選びたいものです。

ハトムギエキス:古くから漢方薬としても、肌のいぼや肝斑等に効果のある民間療法としても飲用やふき取り美容向けによく知られています。肌を強化してくれる働きがあり、高濃度で飲み続けるといぼや吹き出物などがぽろっと取れたり収まっていくこと、また瘤ができなくなる医薬品としての効果も知られています。皮膚につけることで、清浄作用などをうたっている製品が多く見られます。

アロエエキス:切り傷などにも良く使われている民間療法のアロエ。多糖類によるなめらかさを与えたり、肌の修復効果が期待できるとされて古くからよく使われています。化粧品でも同様に、肌の表面に潤いと滑らかさをもたらしてくれるものとして配合されていることが多くあります。

高麗人参エキス:お隣韓国の、万能薬と言われている植物の根。和漢薬では各国で重要かつ希少な位置づけとされています。飲用でも肌につけても明るさや、温かい印象を与えてくれるものとされています。

桃の葉エキス:こちらも民間では古くから飲用やふき取り美容などに用いられているアイテム。果物の桃の葉を乾燥させたもので、抽出エキスが肌に潤いを与えてくれるとされています。

ロイヤルゼリーエキス:ハチの巣の中で、女王蜂を育てるためだけに使われる、滋養豊富なハチミツの中でもとくに特別な成分が多く含まれている専用餌。このロイヤルゼリーエキスはハチミツ以上に、特殊な酸や希少成分が数多く含まれています。ロイヤルゼリー由来の糖も含めて配合されている製品も多く、とくに滑らかさを与えてくれるものが多くあります。

海藻エキス:豊富なミネラルや糖類などを含み、保湿効果やカバー力にも優れる海藻エキス。とくに美容液や洗顔料や入浴料の泡立ちや保湿面で多く配合されています。海藻と一口に言っても種類は実に豊富。含まれる特徴的なすぐれた成分を求めた様々な製品が存在しています。

薔薇エキス:とくに高価なことで知られる薔薇の花びらをあつめて蒸留あるいは液体にうつしとってつくられる抽出液。肌にハリや潤い、ツヤを与えるものとして古くは海外の王族なども多く愛用してきたことが知られています。ほんの一滴を飲用しただけでも、体の内側から香り立つほどの芳香成分で、香水などの原料にも使用されています。産地と花の品種によって、1グラムで数万円といったものまでがあります。直接の効果そのものばかりではなく、香りによる癒し効果も含めて人気があり、大手各社の最高級ラインには、多少の差はあれ高級薔薇エキスが含まれているところが多く見られます。

シャクヤクエキス:漢方薬でも重要な位置を占めている、植物のシャクヤクの根から抽出したエキス。飲用では体を温めるほか、消炎、ひきしめ効果、美白用などにも効果が高いとされて古来から日本でも民間の美容にも使われているもの。ペオニフロリンという成分を含みます。

桑白皮(ソウハクヒ)エキス:漢方薬でもよく知られており、古くから民間療法やおばあちゃんの知恵的なスキンケアアイテムとしても知られている、桑の根から抽出されたエキス。
紫外線由来のメラニンの合成をおさえるため、シミやそばかすの生成に効果があるとされています。保湿の他、炎症を抑える効果、かゆみやふけ、皮膚の形成による剥がれなどをおさえる効果も有るといわれています。

プラチナ(白金)、金:学校でも習う通り、非常に安定した金属で、金属アレルギーの素になることがほぼないことが知られているプラチナや金。化粧品上での表示がさまざまですが、ナノサイズ化したプラチナや金も化粧品に配合されています。触媒作用が強いため、抗酸化剤の抗酸化力を引き上げてくれるため、化粧品全体の効果を高めてくれるとされています。

コエンザイムQ10(ユビキノン):肉、魚といった食品に含まれる脂溶性ビタミンに似た構造のビタミン様物質で、キノン構造を持っている。もともと大衆薬用に配合されていたものが、2004年に一般の化粧品用にも解禁されたもの。もともと人体内でもつくられる成分ですが、加齢とともに生成が少なくなっていきます。抗酸化作用が非常に高いといわれており、血行促進作用や、細胞の回復などを助ける効果を期待して、配合されています。

ビタミンC:のむことで、また肌につけることで抗酸化作用や美白効果があるとされる物質です。あまり肌には浸透しづらいものの、その他の酸などとのコンビネーションで、肌を一段白く見せたり、あるいはこうした成分と併せてのピーリングなどの用途にも、よく使用されています。酸化されやすく成分が安定しないことが、かつては化粧品開発等の悩みでした。

ビタミンC誘導体:浸透しづらいビタミンCを小さな分子サイズに加工し、肌に働きかけやすくしたものです。抗酸化作用や、メラニン酸を還元し色素沈着を防ぐ作用、肌のコラーゲン生成を助けるなどが期待され、数多くさまざまのスキンケアアイテムに配合されています。もともと水溶性ですが、脂溶性に加工されたものや、また水溶性と脂溶性両方の性質をもつものがあります。

ビタミンE:塗布するタイプの化粧品では「トコフェロール」と表示されていることも多い成分。脂質の抗酸化作用と馴染みやすさで、角質化を防ぎ、肌の炎症や荒れのもとになる過酸化脂質の発生を防ぐことがよく知られています。分子構造上酸化しやすく成分が安定しないため、体内で酵素と反応しビタミンEにかわる「ビタミンE誘導体」なども現在はよく使用されています。とくにすぐれた炎症の抑制効果があるため、大人のニキビケア、トラブルの多い季節のスペシャルケア製品などにもよく使用されています。誘導体にはトコフェノールとトコトリエノールがあり、またさらに効果を付加した構造のものが数多く存在します。

アルブチン:1980年代に厚生省が美白成分として承認した成分で、日本にも多く生育する、コケモモや梨、ウワウルシといった植物に含まれています。美白効果が高いながら低刺激で、メラニンが活性化する際に発生する酵素のチロシナーゼをおさえることで美白につながるという成分です。

ハイドロキノン:アルブチンからブドウ糖を除いたもので、アルブチンよりもより強い美白効果が得られる物質として、病院などでも多く使われています。効果が強くメラニンを除去する働きがあり、その分肌への刺激も若干強くなっています。

ビタミンA(レチノール):もともと体内に多く存在するビタミンで、脂溶性ビタミンです。不安定な成分の為、さまざまな安定化加工や、また粘膜などから吸収しやすくした物質などが数多く存在しています。細胞分化を助け肌のターンオーバーを促したり、また皮膚や粘膜を維持する働きのほか、さまざまの機能を持っています。肌に浸透させやすくまた酸化を防ぐ加工を施した、レチノール誘導体といったものも存在しています。

トラネキサム酸:肌に接触させることで、炎症を抑えるほか、メラニンの生成を抑えることでシミそばかすといった色素による肌トラブルを防ぐ効果があるとされています。薬用品などに配合されており、こちらを配合した、美しさを向上させながら肌にも良いといったお粉(フェースパウダー、おしろい)なども存在します。

コウジ酸:麹から発見された加工物で、チロシナーゼの活性をおさえメラニン生成を抑える美白剤として医薬部外品承認されている成分です。2003年に一度使用が中止された後、2005年にまた使用が再開され、現在に至ります。副作用が低く、美白効果をうたう成分の中では比較的効果が高いとして、とても人気があります。メラニンの他、糖化による肌の黄くすみにも効果が高いといわれており、美白効果の高い一方刺激も強いハイドロキノンの使えないケースなどで、代用品として広く使用されています。表示上はうたえませんが、シミやほくろといったものすら薄くなったといった利用者による口コミなども多数存在しています。

ヒアルロン酸:身体内の皮膚や軟骨、目、脳、関節の液体などに多く含まれ、水分を内部に多く含むことのできる粘張力の高い成分で、1gに対して約6000倍の水分を抱え込むことができます。分子量が大きく浸透しづらい成分ですが、肌表面に密着することで、潤いを肌内部に閉じ込めてくれる働きがあるとされ、物理的な性質からも多く配合されています。そのため、化粧水の後に使用するアイテムなどに多く見られます。また、浸透しづらいため低分子化したヒアルロン酸を配合した製品が存在します。

コラーゲン:身体内の血管、歯、骨、皮膚などに多く含まれており、細胞同士をつないだり、柔軟性を高めたり、組織そのものの構成の主要成分として等様々な役割があります。もちろん皮膚の大部分もコラーゲンでできており、弾力を生み出したり、潤いを保持する役割があります。弘文氏の為に皮膚に浸透しづらいことが難点でしたが、現在は低分子化したコラーゲンを配合した製品が数多く存在しています。低分子コラーゲン配合の場合は、製品によっては角質層まで浸透することで、潤いをもたらす可能性もあります。またコラーゲンが接触することによる、細胞に与える刺激効果を期待した化粧品なども、研究開発が進んでいます。

エラスチン:高分子で、身体内、肌の中に含まれる成分です。塗布するタイプの化粧品でつけることで、肌に浸透することはほぼ見込めませんが、ヒアルロン酸などと同様、水を大量に抱え込む構造を持っています。そのため、皮膚表面につけることで、多く水分をとどめてくれる働きがあるといわれています。肌なじみがよく、ドライな環境でも、ワンクッションおいて肌の水分量を保護してくれることが期待できます。

セラミド:表皮の一番上の層にもともと存在する成分で、皮膚の上で細胞間脂質による膜をつくり、水分を挟んで保水させるという強力な保水効果が得られる成分です。肌にとても優しく、アトピー性皮膚炎や極度の皮膚疾患でも単独であれば使用できるほどの肌なじみの良さを持っています。高価な成分の為、大量に含まれているものは高級品となってしまいます。より浸透力を高めた、ナノタイプセラミドなどもあり、肌タイプなどにあわせて使用するとよいでしょう。

アミノ酸:約20種類ほどがよくしられています。よくスキンケア製品に多く配合されているグリセリン同様、外気の水分を吸着することのできる成分です。乾いた環境でも、肌の周りを比較的潤った状態に整えてくれる効果が高いといわれています。また肌なじみがよく、肌の奥まで浸透しやすい性質も持っています。肌の天然保湿因子の主原料でもあり、不足することで水分が蒸発しやすくなります。

プラセンタ:動物の胎盤をおもな原料とする、胎盤エキス。もともと形成外科や美容外科などで、治療目的にも用いられています。比較的安全面で安定しているといわれている豚や馬を原料としたものが、化粧品でも多く使用されています。医薬部外品の美白有効成分として認められている数少ない成分の一つです。成長因子を含んでおり、細胞の増殖を促し、メラニンの排出をスムーズに行わせます。また、メラニン生成の過程ではたらくチロシナーゼを非活性化することにより、シミそばかすの生成を防ぎます。
またそれ以外にもみずみずしさを取り戻したり、アミノ酸が表皮に浸透し、NMFやセラミドの生成を促したりターンオーバーの周期を整えることで、皮膚の正常な水分量や状態に近づくように支えてくれます。基底層まで浸透しやすく、優れた効果が期待されておおく高級美容液に配合されています。

フラーレン:抗酸化作用の高さと、ビタミンやアスタキサンチンをはるかにしのぐ活性酸素を吸着すること、そして持続性と機能の安定性が高い物質であることが知られている、炭素の一種です。非常に安定している物質です。
角質細胞の形成を促すことで、肌の防御機能を向上、また保湿と美白にも効果があります。

プロテオグリカン:1g数千万円で近年まで取引されていた高級素材の糖たんぱく質。ヒアルロン酸やコラーゲンよりも単位あたりの保湿力が高く、もともと人の皮膚にも存在しているため肌なじみがよく浸透性にも優れ、刺激も少ないといわれています。
肌に接触し、肌から分泌される上皮成長因子(EGF)に非常に似た働きをし、皮膚生成を促進します。また抗炎作用があり、ヒアルロン酸やコラーゲンの生成を促進するほか、幅広い効果が期待できる成分といわれています。
洗顔後すぐの肌に直接塗布するのが望ましく、美容液に含まれている場合には、導入液や化粧水、プレケア系の製品を選ぶことが大切です。

この他に各メーカーが独自開発した成分で、よく知られている美容目的の成分と似た化学構造や物質を添加したものなどが多数存在しています。
たとえばポーラではルシノールというモミの木から抽出されたメラニン色素の生成を抑え、シミを予防する働きのあるハイドロキノンによく構造の似た美白にはたらくといわれる物質。
SK-㈼のピテラという酵母ガラクトミセスが発酵する時に生成される液体をベースにしたラインなど、単に同じ物質やよく似た物質の中でも、より効果をもとめた独自の研究で、すこし異なる組成によって、さらに効果をたかめた物質などが数多く見られます。
こうした「そのメーカーだけの物質」に着目した美容液選び、一般的な成分表示のアイテムとの比較なども、有意かと思われます。